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No.1ギフトECサイト「TANP」の今後の挑戦 Gracia 斎藤拓泰CEO(第4話)

贈りたいものがみつかるギフト特化ECサイト「TANP」を運営する株式会社Gracia。2017年6月の設立以来、ギフトならではの「特別な体験」を創出することにより急成長を続け、2019年8月には総額5億円の資金調達を発表。2020年3月「お客様満足度 No.1 ギフトサイト」「No.1 ギフトECサイト」(出所:株式会社日本マーケティングリサーチ機構 2020年2月期インターネット調査)にも選出された。大学在学中に同社を創業した代表取締役CEOの斎藤拓泰氏に、起業家にとって重要な素養や、TANPが目指す未来像について聞いた。(全4話)

「組織」は「ビジョン」「戦略」に従う

ーー経験豊富なメンバーのマネジメントなど、学生起業家ならでは苦労もあるのではないでしょうか?

私たちはバリューで「Be Heartful」という言葉を掲げている通り、「多様性を尊重する」価値観が組織に根付いています。

たしかに、組織には年齢や役職の上下が存在します。しかし、根底に「ビジョン」を共有できていれば、多様な人材が一つの課題解決に向けて力を集中することができる。年齢や役職は大した話ではなくなります。

なのでビジョンを共有すること。多様性を尊重する文化を浸透させること。これが若い組織でも経験豊富なメンバーが活躍できる組織の土壌になると考えています。

 

ーー採用についてはいかがでしょう?

私が好きなチャンドラーの言葉で「組織は戦略に従う」というものがあります。採用においても、例えば10人、100人、1000人の組織では適した方法が異なる。

なので、正解を探すのではなく、戦略実行に向けて一番正しい組織のあり方を考え、模索し続ける。答えも終わりもないと戦いだと思います。

 

ーー組織づくりにおいては「変化」を非常に重要視されている印象です。

私たちの会社でよく使われる言葉に「守破離」があります。

ちゃんと守りとして、王道・基礎を学び実践する。その上で、自分たちの会社ならではのエッセンスを加えていく。

基礎を抑えた上で、戦略や環境に合わせて変化し続けるのが大事です。

 

ーー組織が急拡大する中で、これまでどのような困難がありましたか?

学生ばかりだった頃と中途入社メンバーが増えたあとでは、組織の雰囲気は変わりましたね。お恥ずかしい話ですが、学生ばかりの頃は昼頃に出社して夜遅くまで働く、といった不規則な働き方をよくしていました。

しかし今のメンバーは年齢もバラバラ、家庭環境もバラバラ。みんなが気持ちよく働くためにはルールが必要になってきます。私たちも、フェーズごとに組織の雰囲気を変化させながら成長してきました。

おかげさまで現在は本当に優秀なメンバーが揃っています。これから組織が拡大しても、生産性の高い組織をつくりあげていきたいと思っています。

 

取扱高1兆円規模を目指す

ーー今後の目標についてお聞かせください。

すごい単純っぽいことを言うと、「取扱高1兆円」を20年以内に目指したいですね。

この金額に深い理由はないのですが、やはりEC事業者としては流通量がないと真に社会に対してインパクトを与えているとは言い難い。インパクトを可視化する一つの指標が「取扱高1兆円」なのです。

我々のサービスが、それだけ多くの方に利用していただけるようになれば、それだけ世の中に「幸せ」が増える。だからこそ、シンプルに「事業規模の大きさ」も必要だと思っています。

 

ーー最後にご自身が学生起業をされたように、いま起業やベンチャーに興味をもつ学生の皆さんにメッセージをお願いいたします。

起業やベンチャーというよりも、まずは自分の興味があることに没頭するのが良いのではないでしょうか。

私も大学1年からずっと事業に没頭する学生生活を送りました。研究でも部活でもいい。 何かに対して目的意識をもち、集中して取り組むことが大切だと思います。

 

 

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著者 伊藤紀行

著者 伊藤紀行

著者 伊藤紀行

早稲田大学政治経済学部卒業、グロービス経営大学院経営学修士課程(MBA, 英語)修了。楽天に勤務後、EdTechベンチャーの東京オフィス立ち上げに参画。法人向け事業の急成長に貢献。その後グロービスにて英語MBAプログラム Japan Accountのリーダーとして、個人向けマーケティングと事業開発を担当。現在DIでは国内のスタートアップへの投資・上場支援を行い、志高い起業家への経営支援を通じて日本経済の活性化に取り組む。週末を中心にビジネススクールで思考領域の講師も務める。

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