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世界をつなぎ、アタラシイを創る マクアケ 中山亮太郎社長(第6話)

「人材の質」が成否を決めた

ーー御社はサイバーエージェントの子会社としてスタートしています。その点について良かったこと、苦労したことなどがあればお聞かせください。

よく「大企業内の新規事業だから資金は潤沢だし、失敗しても戻る場所があるんでしょ?」と言われることがあるのですが、実態は全く違います。

創業した時から戻る場所なんて無いと思っていましたし、資金についても常にギリギリの中でやってきました。

 

ーー御社のようなプラットフォーム事業を収益化するための投資額としてはかなり少ない規模ですね。

たぶん平均からすれば桁が1つ少ないのではないでしょうか。

投資額が通常の1/10、1/50で事業成長出来たのは、普通は10人でやるような仕事をどうやって2人でやるかといったように、限られた資源の中で創意工夫する癖が染み付いていたからにほかなりません。

一方で普通のスタートアップと異なる部分で良かった点は「人材」です。

ネット産業のトップ人材を輩出するサイバーエージェントから優秀な人材を採用できたのが我々最大の成長ファクターでした。

これは大企業内の新規事業でもスタートアップでも同じですが、「人」が最大の資産であり、事業の成否を決める鍵なのだと思います。

そのワクワクを、永遠に。

ーー御社の今後の展望についてお聞かせください。

まずは「アタラシイものが生まれる場所と言えばMakuake」と言ってもらえるようなインフラになることを目指していきます。

我々のビジョンである「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」のための生態系には様々な形が考えられるでしょう。

例えば我々のイデオロギーとして「望むものがある未来は、自分の力を投入して引き寄せよ」というものがあります。望むものがあって、それをやりたいと言っている人がいるのに、ぼやっと待っていてはダメだよねという意味です。

ただ現在は自分の力を投入する「手段」が少ないと感じています。今のMakuakeは個人が「ものを買う」ことで力を投入していると思うのですが、個人も法人も、もっといろんな力を持っているはずなのです。

例えば法人であれば「売る」力がありますし、メディアであれば「広げる」力、製造業であれば「作ってあげる」力がある。個人でも大金持ちであれば「投資する」のも良いし、プログラマーであれば「手伝う」力があるでしょう。

それらの様々な力がつなぎ合わせて、「世界をつなぎ、アタラシイを創る」のが我々のミッション。

このミッションの実現に向けて、どこよりも早いスピードで、愚直に、進んでいきたいと思います。

 

ーーでは最後に、これから起業を目指されている方、若手起業家のみなさんに対してメッセージをお願いいたします。

これから起業を目指している皆さん。

今描いている絵の解像度が高い・低いという違いはあれど、もう諦められない社会になっていると思います。むしろ諦めることは許されないという風に思っていますので、今描いてる絵にワクワクしながら、そのワクワクを何年も保ち続けて頂きたいなと思います。

うまくいかなかったらワクワクできなくなったりするかもしれませんが、それでもワクワクし続けていれば必ず価値のある事業は生み出され、広がっていくと思っております。

なので今持ってるワクワクを絶対に消さないように頑張ってください。

私もこのワクワクを絶対に消さないように、永遠に青春できるように、頑張ってきたいなと思っております。

 

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著者 吉田 俊也

著者 吉田 俊也

情報系大学院の傍ら、ベンチャー企業にてシステム開発や技術書執筆を行い、株式会社NTTドコモに入社。NTTドコモでは、R&Dや他社が持つAI/IoT技術を目利きし、Web APIとしてビジネスアセット化することで、ベンチャー企業や全国自治体とのオープンイノベーションを推進。同時に、チャットボット開発PFを立ち上げ、企画、開発、マーケ、運用までの全プロセスに従事しグロースさせる。また、法人部門にて、デバイス開発や5Gに従事しつつ、Android EnterpriseのリーダーとしてGoogle社やメーカーと国内デバイス活用のエコシステム構築を行う。その後、株式会社ドリームインキュベータに出向し、国内ベンチャー投資・上場支援に取り組む。

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