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これが起業家「新世代」。24歳注目起業家が語る、求められる3つの素養 Gracia 斎藤拓泰CEO(第1話)

贈りたいものがみつかるギフト特化ECサイト「TANP」を運営する株式会社Gracia。2017年6月の設立以来、ギフトならではの「特別な体験」を創出することにより急成長を続け、2019年8月には総額5億円の資金調達を発表。2020年3月「お客様満足度 No.1 ギフトサイト」「No.1 ギフトECサイト」(出所:株式会社日本マーケティングリサーチ機構 2020年2月期インターネット調査)にも選出された。大学在学中に同社を創業した代表取締役CEOの斎藤拓泰氏に、起業家にとって重要な素養や、TANPが目指す未来像について聞いた。(全4話)

「起業家」と「外交官」に通ずる使命

ーー斎藤さんが考える、起業家にとって重要な素養を3つ挙げるとするとなんでしょうか?

3つ挙げるとすると、「好奇心」、「社会貢献思考」、「ストイックさ」です。

「好奇心」は探究心と言い換えることもできます。どういう機能やサービスを提供したらもっとお客様が喜んでくれるか。これを探求し続ける「好奇心」が事業には不可欠です。

また、起業をすると、当然ながら大変なことや理不尽なことがたくさん起こります。そんな苦しい局面でも「社会をよくしたい」というモチベーションを保ち続けられるか。私欲だけで起業してしまうと、心が折れてしまうでしょう。

そして、起業とは終わりのない戦いです。チャレンジし続ける「ストイックさ」が大事となります。私自身もまさにこれらの素養を学んでいる最中ではありますが、長いスパンで、ストイックに事業と向き合い続けていきたいと思っています。

 

斎藤拓泰/1996年生まれ 東京大学経済学部経営学科2019年卒。在学中から家庭教師の斡旋事業を立ち上げた後、2016年から株式会社Candleでインターンとして1年間マーケティングなどを担当。2017年6月にGraciaを創業し代表取締役CEOに就任。

 

ーー東大在学中に起業されました。いつ頃から起業を志されていたのでしょうか?

実は大学に進学した頃は「外交官」になるのが将来の夢でした。高校時代に講演で話を聞いた外交官の方が「社会に貢献する」と熱く語られていたのを見て、単純にかっこいいなと思ったからです。

とはいえ、福井の田舎出身の私は「社会」が何なのかもよく知りませんでした。東京に来て、いろんな人やものに触れ、起業という選択肢にも出会ったのです。

私はエクセルすらロクに使いこなせないような学生でしたが、最初は「好奇心」で友人と二人で家庭教師の斡旋事業をはじめました。その後、スタートアップのインターンで仕事について何から何まで教えていただきました。

「外交官」から「起業家」へと夢は変わりましたが、「社会に対して大きなインパクトを残したい」という思いは一貫しています。

 

自然と集った最強メンバー

ーー在学中に創業されています。仲間集めはどのようにされましたか?

共同創業者でCOOの中内は大学時代のクラスメイトです。CTOの林も、クラスメイトに「良いエンジニアはいないか?」と聞いた際に紹介されたという縁です。

ビジネスに興味があり、一緒に会社をやろうと考えるようなメンバーが周りにいたのは運が良かったと思います。

 

ーー友人同士で起業しても上手くいかないケースも散見されます。何が成功のポイントだったのでしょうか?

スタートアップというと、華やかなイメージが強いかもしれませんが、創業期は実は「暇」で「地味」です。

お金もクライアントも少ないので、当然やれることも限られます。地道に事業計画を作ったり、サービス開発したり。目に見える形で結果が出るような仕事は多くありません。

そんな中でも一緒に働いていて「楽しい」かどうか。地道な作業でも、笑いながら一緒にやれるメンバーかどうか。

華やかな夢ばかりに憧れるのではなく、目の前の地道な作業も一緒に楽しめるメンバーだったからこそ、ここまで事業を成長させることができているのかなと思います。

 

 

>第2話「「No.1ギフトECサイト「TANP」誕生秘話」に続く(6月中旬公開予定)

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著者 伊藤紀行

著者 伊藤紀行

著者 伊藤紀行

早稲田大学政治経済学部卒業、グロービス経営大学院経営学修士課程(MBA, 英語)修了。楽天に勤務後、EdTechベンチャーの東京オフィス立ち上げに参画。法人向け事業の急成長に貢献。その後グロービスにて英語MBAプログラム Japan Accountのリーダーとして、個人向けマーケティングと事業開発を担当。現在DIでは国内のスタートアップへの投資・上場支援を行い、志高い起業家への経営支援を通じて日本経済の活性化に取り組む。週末を中心にビジネススクールで思考領域の講師も務める。

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